フラワー・オブ・ライフとは | 神聖幾何学

神聖幾何学の中でも最も有名で、人気があるのが「フラワー・オブ・ライフ(生命の花)」です。

この図形は単なる美しい模様ではなく、「宇宙のあらゆる生命のサイクル(設計図)」が凝縮されたものと考えられています。

図形の構成と生命の成長ステップ

フラワー・オブ・ライフは、19個の円が重なり合い、その外側を二重の円が囲むことで構成されています。この模様は、植物が種から芽吹き、花を咲かせ、実を結ぶまでの過程に例えられます。

シード・オブ・ライフ

Seed of Life | 生命の種

中心にある7つの円。万物創造の7日間を象徴します。

エッグ・オブ・ライフ

Egg of Life | 生命の卵

細胞分裂の初期段階を象徴し、音楽の1オクターブや生命体の基本骨格を表します。

ツリー・オブ・ライフ

Tree of Life | 生命の樹

フラワー・オブ・ライフの中に内包される線状の図形。カバラ(ユダヤ教神秘主義)でも重要視される「成長の地図」です。

フルーツ・オブ・ライフ

Fruit of Life | 生命の果実

13個の円で構成される、フラワー・オブ・ライフのさらに進化形。ここから宇宙の物質を構成する「プラトン立体」が導き出されます。

フラワーオブライフはどこで見つかっている?

この図形の最大の特徴は、世界中の古代遺跡で、示し合わせたかのように発見されているという点です。

エジプト(アビドス)

オシレイオンと呼ばれる古い神殿の柱に刻まれています。彫られたものではなく、石の表面に焼き付けられたような特殊な技法で描かれており、多くの謎に包まれています。

その他の国々

中国の禁紫城の獅子の足元、イスラエルの古代教会、インド、トルコ、さらには日本(和柄や神社などの伝統文様)にも、これに類する意匠が見られます。

なぜ私たちはこれを美しいと感じるのか

数学的には、この図形には「黄金比」や「無理数」といった、自然界が最も安定し、調和を感じる比率が完璧に組み込まれています。私たちの脳やDNAも同じ幾何学的ルールで作られているため、この形を見ると本能的に「安心感」や「美しさ」を感じるのだと考えられています。

万能の天才レオナルド・ダ・ヴィンチも、このフラワー・オブ・ライフを熱心に研究しており、自身のノートにその構造や数学的特性を書き記しています。

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